今年のサマーマイルシリーズの開幕戦、京都11R・米子S・リステッド(3歳上オープン、芝1600メートル=16頭立て)が6月15日に行われ、松山弘平騎手=栗東・フリー=騎乗で単勝4番人気のトゥードジボン(牡5歳、栗東・四位洋文厩舎、父イスラボニータ)が制した。勝ち時計は1分31秒5(良)。
内枠から好スタートを決めて序盤で楽にハナに立つと、道中はマイペースに持ち込んだ。直線に入ってからも脚いろは全く鈍らず、2着に1馬身半差をつける完勝。後続に影も踏ませない走りで、オープン初勝利を飾った。
初コンビだった松山騎手は「枠も良かったし、スタートも良くて、自分のリズムで競馬ができました。自分の形で走れば、強い競馬をしてくれます。力をつけてくれているし、こういうところでも楽しみです。(サマーマイルシリーズの)1戦目を勝つことができて良かったです。このまま順調にいけたらと思います」と振り返った。
米子Sの勝ち馬は昨年のメイショウシンタケまで3年連続でサマーマイルシリーズを制しており、リステッド1着の8ポイントを獲得して好発進を決めた。次走は関屋記念・G3(8月11日、新潟)を視野に入れる。
2着は単勝3番人気のディオ(ミルコ・デムーロ騎手)、3着は単勝10番人気のアナゴサン(松若風馬騎手)が入り、それぞれ4、3ポイントを獲得した。