6月15日の函館6R・2歳新馬(ダート1000メートル=1頭除外で7頭立て)は、2番人気のリリーフィールド(牝、栗東・小崎憲厩舎、父モズアスコット)がスピードの違いを示して6馬身差をつけて逃げ切った。勝ち時計は59秒0(良)。
ユリとの主導権争いを制すと、直線では余力十分に後続を引き離すだけ。ゴール板を駆け抜けた瞬間は6馬身引き離していた。武豊騎手は「素直だし、前向きさもあってダートのさばきも良かったです。小さいけど、いいモノを持っていて、いいフットワークでした」とうなずいた。父は新種牡馬のモズアスコットで産駒初勝利となった。
函館5Rの新馬戦では、武幸四郎厩舎のヴーレヴーが勝利を飾っており、武兄弟による新馬戦ジャックとなった。