【東京8R・東京JS】ジューンベロシティが連覇 7年9か月ぶり重賞Vの高田潤騎手「一生懸命やるだけ」

東京ジャンプSを制したジューンベロシティ(右、カメラ・荒牧 徹)
東京ジャンプSを制したジューンベロシティ(右、カメラ・荒牧 徹)

 6月22日の東京8R・東京ジャンプS・JG3(障害芝3110メートル=14頭立て)は、高田潤騎手が騎乗したジューンベロシティ(牡6歳、栗東・武英智厩舎、父ロードカナロア)が勝利。同レース初の連覇で、重賞3勝目を達成した。高田騎手は2016年9月17日の阪神ジャンプS(ニホンピロバロン)以来、7年9か月ぶりの重賞勝利で、史上4人目の障害重賞20勝目を達成した。勝ち時計は3分26秒5(稍重)。

 スタートから先団に取りついたが、目標にする予定だった逃げ馬が第2障害で落馬のアクシデント。その後は終始、カラ馬に絡まれ続ける厳しい競馬になったが、豊富なスタミナを生かして押し切った。鞍上は「馬にとっては息の入らない、かなり厳しい形になってしまったが、それでも最後まで集中力を切らさず走り切ってくれた。本当に馬に感謝です」と胸をなで下ろした。

 高田騎手は21年9月20日の中山競馬騎乗後に判明したくも膜下出血、22年12月3日には落馬で第1、第2頸椎(けいつい)の骨折と脱臼を乗り越えての重賞勝利。「一生懸命やれば勝つことができる。一生懸命やるだけです」と静かに言葉を紡いだ。

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