【函館11R・青函S】洋芝大好きモリノドリームがOP初勝利 横山武史騎手「一番適性がある舞台」

青函Sを制したモリノドリーム(横山武史騎手・8番、カメラ・浅子 祐貴)
青函Sを制したモリノドリーム(横山武史騎手・8番、カメラ・浅子 祐貴)

 6月22日の函館11R・青函S(3歳上オープン、芝1200メートル=16頭立て)は、単勝2番人気のモリノドリーム(牝5歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父モーリス)がゴール寸前で差し切ってオープン初勝利を飾った。勝ち時計は1分8秒8(良)。

 これで5勝目となったが、全て北の大地で挙げたもの。先団を見る形で5、6番手を追走。直線で外に持ち出されると、鋭い末脚を繰り出して、逃げたカンティーユ(2着)を首差とらえたところがゴールだった。この日3勝目とした横山武史騎手は「この条件はすごく自信がありました。最後もうまくさばけたし、立ち回りが上手にいきました。滞在、洋芝は一番適性がある舞台ですね」とうなずいた。

 鹿戸調教師は「前回はイレ込みが激しく、体重が減ったけど、滞在で落ち着いていた。洋芝も合っているようで、いつも通りの脚を使ってくれて強かった」と笑顔を見せた。今後は滞在か放牧に出されるかは未定だが、キーンランドC・G3(8月25日、札幌)に向かう予定。

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