6月22日の東京11R・江の島S(3歳上3勝クラス、芝1800メートル=13頭立て)は、5番人気のマイネルモーント(牡4歳、美浦・高木登厩舎、父ゴールドシップ)が、鮮やかな逃げ切りでオープン入りを決めた。勝ち時計は1分46秒1(良)。
スタートはひと息だったが、そこから果敢にハナを主張。前半1000メートル通過が60秒9のラップを刻み、直線では最内を選択。しぶとく二枚腰で脚を使って、最後は2着のダノンザタイガーを1馬身1/4差で振り切った。
石川裕紀人騎手は「(自分が)この馬自身に思うところがあって、いい馬だなと見ていたんですが、ラジオNIKKEI賞の時にいい馬が回ってきたなと思った。その時はうまく乗れなくて(11着)、また乗せてもらえたのでリベンジのつもりで、この馬の力を信じて乗りました。これから重賞で戦っていける馬だと思っていますし、リベンジできてよかったです」と勝利を振り返った。