【京都11R・天保山S】サトノルフィアンが連勝でOP初V 坂井瑠星騎手「スムーズで言うことない内容」

坂井瑠星騎手騎乗のサトノルフィアンがV(カメラ・高橋 由二)
坂井瑠星騎手騎乗のサトノルフィアンがV(カメラ・高橋 由二)

 6月22日の京都11R・天保山S(3歳上オープン、ダート1400メートル=16頭立て)は坂井瑠星騎手が騎乗した単勝1番人気のサトノルフィアン(牡5歳、栗東・高橋康之厩舎、父ゼンノロブロイ)が2番手から直線で難なく抜け出し、連勝でオープン初勝利を飾った。勝ちタイムは1分23秒3(稍重)。

 4馬身差で勝った前走と同じような盤石のレース運びだった。3馬身差の2着には3番人気のエーティーマクフィ(団野大成騎手)、さらに半馬身差の3着に13番人気メイショウテンスイ(西塚洸二騎手)が入った。

 坂井騎手は今年58勝目だが、そのうち京都で43勝。その鞍上は「以前乗せてもらった時からいい馬だと思っていました。また、ここに来て力をつけていますね。レースはスムーズで言うことのない内容だったと思います」と笑顔で振り返った。

 高橋康之調教師は「担当の持ち乗り(林助手)がじっくりとやってくれて、弱いところをケアしながら、ようやく良くなってきた。前は追い出してから、もうワンギアが使えなかったが、それを使わせようと思ってやってきた。本物だなというところを見せてくれた。カイバや運動、トレーニングが結果につながってきましたね。この後は夏休みをあげて、リフレッシュさせようと思います」と、うれしそうに話した。

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