京都11R・宝塚記念・G1・馬トク激走馬=シュトルーヴェ
去勢後に一気の快進撃。現在、3勝クラス、G2、G2を3連勝中だ。前走の目黒記念は行き脚がつかず道中11番手。スローの流れで脚をため、残り400メートルでモレイラ騎手に追われると、メンバー最速の上がり3ハロン32秒9の切れ味を披露した。
レーン騎手と初コンタクトの当週の坂路でも活気あふれる動きが目立った。パワーと瞬発力兼備のキングカメハメハ×ディープインパクトの配合。「ゴールまで末脚が力強く使える」と、この馬を高く評価したレーン騎手は宝塚記念に3度騎乗し、リスグラシューで勝ち、ヒシイグアスで2着と好相性だけに心強い。1番枠からどんな競馬をするのか。未知な面は多いが、不気味なムードを漂わせる人馬に一票を投じる手はある。