◆第59回北九州記念・G3(6月30日、小倉競馬場・芝1200メートル)
バースクライ(牝4歳、栗東・千田輝彦厩舎、父ハーツクライ)は昨年9月にスプリント路線に矛先を向け3連勝。前走のオーシャンSで3着と重賞でも戦える能力を示した。「シルクロードSは初オープンで馬場も合いませんでしたが、もともと前走くらい走れていい力は持っている。負けん気が強いですね」と市丸助手はストロングポイントも挙げた。
今回は約4か月ぶりの実戦になるが、2週続けて栗東・CWコースで余力十分に、ラスト1ハロン11秒台前半とシャープな動きを披露しており仕上がりに不安はない。「休み明けという感じはしませんし、ハーツクライ産駒で成長力もあると思う」と同助手。飛躍の秋に向け好発進を決める。