7月6日の小倉5R・2歳新馬(芝1200メートル=6頭立て)は、2番人気のタマモティーカップ(牝、栗東・高橋亮厩舎、父デクラレーションオブウォー)が制した。勝ち時計は1分9秒2(良)。
道中は3番手でじっくり脚をため、直線に入るとじわじわと加速。ゴール手前で抜け出していたセルヴァンス(西村淳也騎手)をとらえ、首差で差し切った。同馬の伯父に04年スワンS・G2、06年シルクロードS・G3を制したタマモホットプレイ、叔父には13年きさらぎ賞・G3を制したタマモベストプレイがいる。
長岡禎仁騎手は「レースがすごく上手で、道中もリズム良く走れました。しまいも反応してくれました。いい競馬だったと思います」と笑顔。高橋亮調教師は「調教も動いていたし、返し馬も落ち着きがあっていい感じだった。ジョッキーも控えて、いい競馬をしてくれた。距離ももちそう」と評価した。状態を見て、小倉2歳S(9月2日、中京・芝1200メートル)を視野に入れる。