【函館11R・マリーンS】ナチュラルハイが差し切り勝ち 永野猛蔵騎手「この先が楽しみになる内容でした」

マリーンSを制したナチュラルハイ(左、カメラ・松末 守司)
マリーンSを制したナチュラルハイ(左、カメラ・松末 守司)

 7月6日の函館11R・マリーンS(3歳上オープン、ダート1700メートル=14頭立て、バトルクライが競走除外)は、5番人気のナチュラルハイ(牡4歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父スクリーンヒーロー)が直線で差し切ってオープン初勝利を挙げた。永野猛蔵騎手はJRA通算100勝目となった。勝ち時計は1分43秒9(良)。

 スタートを決め、道中は内の4番手を追走。直線に入ってもなかなか前があかなかったが、わずかに空いたスペースを見逃さずこじ開けると、先に抜け出し、押し切りを図る武豊騎手騎乗のサンテックスをゴール前でとらえて1馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。

 鞍上は「メンバーと並びをみていつもより出して行こうと思っていた。いつも1角まで置かれるけど、今日は状態の良さもあって理想のポジションが取れました。直線でさばくのに時間はかかったけど、しっかり応えてくれて強い競馬だったと思います。この先が楽しみになるような内容でした」と満足げに話した。

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