日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2024(主催・一般社団法人日本競走馬協会)は、北海道苫小牧市のノーザンホースパークは2日目を迎えた。7月9日は今年生まれた当歳馬のセールで、午前9時30分にスタートした。
上場番号304番の「ベルスリーブの2024」(牝、父サリオス)は3800万円で落札された。朝日杯FSなど重賞4勝を挙げ、皐月賞と日本ダービーでも2着だった父サリオスは当歳が初年度産駒。京都2歳S勝ちのベルラップを兄に持つ本馬が当セール初登場の産駒だった。購買者はバブルカンパニー。
調教助手としてサリオスに携わった森一誠調教師「みんないい子ですね。サリオスは筋肉質だけど、体高が低い子でした。産駒は似たような馬もいるし、そうでもない子もいるけど、母系のいいところを引き継いでいるということなのかもしれません。活躍が楽しみです」