国際競馬統括機関連盟(IFHA)の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が7月11日、発表された。今年1月1日から7月7日までに実施された世界の主要レースが対象で、レーティング120(単位はポンド)以上の30頭が掲載された。
ランキング上位3頭はレーティングと共に前回から変動はなく、ドバイ・ワールドC覇者のローレルリバー(牡6歳、UAE・Bシーマー厩舎、父イントゥミスチーフ)が128ポンドで1位。2位タイがレベルスロマンス(セン6歳、UAE・Cアップルビー厩舎、父ドバウィ)、シティオブトロイ(牡3歳、愛・Aオブライエン厩舎、父ジャスティファイ)で123ポンド。シティオブトロイは7月6日の英G1・エクリプスSを勝利したが、レーティングに変更はなかった。
18年ぶりに京都競馬場で行われた宝塚記念を制したブローザホーン(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父エピファネイア)は、121ポンドで6位タイに新たにランクインした。道悪適性をいかんなく発揮し、2着の昨年の皐月賞馬ソールオリエンスに2馬身差で完勝。初のG1制覇を飾った。
日本調教馬は4頭が掲載。ブローザホーン以外では、前回9位タイだった日本ダービーVのダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)、ドバイ・シーマクラシック2着のシャフリヤール(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)、サウジC、ドバイ・ワールドC2着のウシュバテソーロ(牡7歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)が120ポンドで13位タイとなっている。