【函館2歳S】ヒデノブルースカイがルーキー高杉吏麒騎手と人馬ともに重賞初V目指す 梅田調教師「スピードを生かす競馬ができれば」

高杉吏麒騎手とヒデノブルースカイ
高杉吏麒騎手とヒデノブルースカイ

◆第56回函館2歳S・G3(7月13日、函館競馬場・芝1200メートル)=7月12日、函館競馬場

 ヒデノブルースカイ(牡2歳、栗東・梅田智之厩舎、父ナダル)は角馬場で入念に体をほぐした後、ゲート練習を行いレースに備えた。「ちょっとテンションが高い。出るのが速くないので、ゲートが心配だね」と梅田調教師は課題を挙げた。

 快勝したデビュー戦は、残り600メートル付近から先頭に並びかける形で勝利したが、今回は重賞でレベルも一気に上がる。「発馬五分で流れに乗って、スピードを生かす競馬ができれば」とトレーナー。鞍上のルーキー・高杉吏麒騎手=栗東・藤岡健一厩舎=にとっては、3度目の重賞挑戦で初Vのかかる一戦。今年が初年度産駒となる父ナダルに、JRA重賞初制覇を届けられるかにも注目だ。

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