7月20日の福島・芝2000メートルでデビュー予定のヴィジョンメーカー(牡2歳、美浦・林徹厩舎、父ルーラーシップ)は、母が2015年ローズSの勝ち馬で、同年のエリザベス女王杯でも3着に好走したタッチングスピーチ。
10、17日と丸山元気騎手を背に美浦・Wコースで追い切られ、アスコルティアーモ(4歳オープン)に2週連続で食い下がる走りを見せている。林調教師は「牧場でじっくり乗り込んでいただき、いい状態でフィジカル面に問題はありません。前進気勢が出てくれば、なおいいですが、促せば動いてくれますし、距離がもちそうなところも長い目で見ればプラスだと思います。血統的に成長力もありそうですし、将来性がありそうです」と先々までの活躍を見据えている。