札幌初参戦の若手騎手2人が抱負 永野猛蔵騎手「今まで以上に気を引き締めて」長浜鴻緒騎手「高杉くんより勝ちたい」

永野猛蔵騎手
永野猛蔵騎手
長浜鴻緒騎手
長浜鴻緒騎手

 ともに札幌初参戦となる4年目の永野猛蔵騎手=美浦・伊藤圭三厩舎=、ルーキーの長浜鴻緒騎手=美浦・根本康広厩舎=が7月18日、現地で活躍を誓った。

 永野騎手はこちらも初参戦だった函館で9勝を挙げ、リーディング6位と活躍。7月6日には通算100勝を達成し、減量がなくなった。「函館ではちょこちょこ勝たせていただいて」と、謙遜する真面目な人柄も大きな魅力だ。札幌はプライベートを通じて訪れるのが初めて。「函館よりも暑いですね」と苦笑いしながらも、「コースで乗った感じでは函館に比べて広いなと思いました。減量も取れたし、今まで以上に気を引き締めて乗っていきたいです」と、前を見つめていた。

 長浜騎手は函館で5勝。6月22日の8Rで落馬のため首を負傷し23日も乗り替わりになったが、翌週には復帰するタフさを見せた。「体はもう完全に大丈夫です」と完全復活をアピールし、「札幌は初めて来たんですけど、こんな街中に競馬場があって驚きました」と笑顔。北海道シリーズ参戦は大きな財産になっているようで「依頼していただく方ももちろんですが、普段あいさつする中でも西の方と仲良くなれたりするのはうれしいです」。飛躍へのステップとしたい札幌開催へ向けて、「函館では高杉君(9勝)に負けたので、今度は勝ちたいです。気持ちはリーディングをとるくらいでいきたいですね」と、同期の名前を挙げ気合を入れ直していた。

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