小牧太騎手=栗東・フリー=が地方競馬騎手免許試験に合格した知らせを受け、兵庫競馬時代からの後輩である岩田康誠騎手=栗東・フリー=が7月19日、祝福の言葉を贈った。
小牧太騎手は2004年、岩田康騎手は2006年にJRAに移籍したが、それ以前の兵庫時代はお互いにリーディングを争ってきた。小牧太騎手は1992年~1999年の8年連続を含む10度、岩田康騎手はその連続記録を止めた2000年を含む4度の兵庫リーディングに輝いている。試験を受験する前には「(試験を)受けるわ」と報告もあったという。「聞いた時は『えっ』と驚きました」と振り返りつつ、「やはり同じ時期を過ごしたライバルでしたね」と語った。
今後は互いが別の場所でそれぞれの戦いを続けることになる。「本当におめでとうございます。元の場所に戻るということで、やはり向こうでは小牧太という名前はすごい。騎乗馬も増えると思いますし、勝つ機会も増えるでしょう。そのことが園田の盛り上がりにつながると思います」と活躍を願っていた。