【中京記念】3連単は100倍未満なしの混戦ムード 単勝は田口貫太騎手のお手馬「1強」 前日最終オッズ

ニホンピロキーフ(馬上は田口貫太騎手)
ニホンピロキーフ(馬上は田口貫太騎手)

◆第72回中京記念・G3(7月21日、小倉競馬場・芝1800メートル)

 前日最終オッズが7月20日、JRAから発表された。

 単勝1番人気は2戦2勝の得意舞台で重賞初制覇を狙う(13)ニホンピロキーフ(牡4歳、栗東・大橋勇樹厩舎、父キタサンブラック)で2・5倍と1頭抜けた存在になっている。3勝クラス、リステッドを連勝し勢いに乗る(12)セオ(牡4歳、栗東・上村洋行厩舎、父スピルバーグ)が5・7倍、2月に同舞台の小倉大賞典・G3を勝った(6)エピファニー(牡5歳、美浦・宮田敬介厩舎、父エピファネイア)が6・3倍、重賞2勝の実績馬(7)エルトンバローズ(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープブリランテ)が7・3倍で続き、10倍以下はこの4頭になっている。

 単勝では「1強」ムードだが、その他の馬券では混戦ムードだ。馬連は(6)エピファニー―(13)ニホンピロキーフが12・4倍で1番人気。(12)セオ―(13)が13・1倍、(6)―(12)が14・5倍と単勝人気の上位3頭の組み合わせが人気の中心になっている。(6)―(7)エルトンバローズが16・5倍、(2)アルナシーム―(6)が18・2倍と僅差で続いており、ニホンピロキーフよりもエピファニーの方が売れている。

 3連単は(13)―(12)―(6)の106・2倍が1番人気。(12)―(13)―(6)が109・3倍、(6)―(12)―(13)が121・2倍と馬連同様に上位人気3頭の組み合わせが人気を集めている。3連単はすべて万馬券になっており、こちらも混戦ムードが漂う売れ方。高配当が見込めそうだ。

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