【アイビスSD】モズメイメイは意図的に控えめの52秒8 音無調教師「前走はそれで結果が出ているから」

国分恭介騎手を背に坂路を単走で追い切ったモズメイメイ
国分恭介騎手を背に坂路を単走で追い切ったモズメイメイ

◆第24回アイビスSD・G3(7月28日、新潟競馬場・芝直線1000メートル)追い切り=7月24日、栗東トレセン

 重賞2勝馬のモズメイメイ(牝4歳、栗東・音無秀孝厩舎、父リアルインパクト)は坂路で追い切られた。国分恭介騎手=栗東・フリー=が手綱を執り、単走でほぼ手綱は動かなかったが、推進力の伝わる走りで52秒8をマークした。

 先週も坂路で併せ馬ながら、馬なりで52秒1と抜群に攻め馬駆けするタイプにしては地味な時計。しかし、音無調教師は満足そうにうなずく。「前走と同じ形。今までメイチにやり過ぎていたし、前走はそれで結果が出たから」と16番人気ながら3着だった北九州記念と同じパターンを踏襲したことを説明。初の直千投入にも「1000メートルは周りが速いから、行く馬を見ながら行ければいい」と期待を寄せていた。

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