◆第60回CBC賞・G3(8月18日、中京競馬場・芝1200メートル)=8月17日、栗東トレセン
重賞初Vを狙うスズハローム(牡4歳、栗東・牧田和弥厩舎、父サトノダイヤモンド)は坂路を65秒2―16秒5の時計で上がり、最終調整を終えた。手入れ後はすぐにカイバを食べ始め、食欲もある。古川厩務員は「今日も順調です。追い切るごとによくなってきている」と納得の表情だ。
輸送に敏感なところがあるため、前走の京王杯スプリングCは異例の美浦滞在を敢行。強敵相手に3着と好走し、手応えを得た。「前走は強い相手でもいい競馬ができた。1200メートルは初めてだけど、対応できるんじゃないかな。いい結果が出れば、今後の選択肢が広がるからね」と同厩務員は期待を込めた。鮫島克駿騎手が高く評価する素質が、スプリント戦で開花する。