【中京5R・2歳新馬】ワースが好位抜け出し 鮫島克駿騎手「もう少し待ちたかったんですが…」

中京5Rを勝ったワース(カメラ・玉木  宏征)
中京5Rを勝ったワース(カメラ・玉木  宏征)

 9月29日の中京5R・2歳新馬(芝1400メートル=15頭立て)は、1番人気のワース(牡、美浦・上原佑紀厩舎、父キズナ)がV。勝ち時計は1分24秒5(重)。22年のセレクトセール当歳で6400万で落札された。

 ゲート最後入れで好発を切ったが、ブレーキをかける感じで、鞍上も無理せず行く馬を行かせて好位の外から運んだ。残り600メートル手前で鞍上の手が動いたが、馬場のいい真ん中を進んで残り300メートルから抜け出した。2着のスライビングロードが猛追してきたが、左手前に替えてグイッともうひと伸びして鼻差の接戦を制した。

 鮫島克駿騎手は「スタートしてちょっと物見をしたり、反応が鈍く、4角で強く踏まないといけませんでした。もう少し待ちたかったんですが、早めに抜け出す形になって少しフワッとするようなところはありましたけど、また他の馬が来たら伸びてくれました。最後しっかり併せ馬になったのも良かったです」と1番人気にこたえてホッとした表情を見せた。

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