【東京9R・アイビーS】引退マスクトディーヴァの半弟マスカレードボールが無傷連勝 戸崎圭太騎手は課題も指摘

アイビーSを制したマスカレードボール(右)(カメラ・荒牧 徹)
アイビーSを制したマスカレードボール(右)(カメラ・荒牧 徹)

 10月19日の東京9R・アイビーS・リステッド(2歳オープン、芝1800メートル=8頭立て)は、戸崎圭太騎手が騎乗したマスカレードボール(牡、美浦・手塚貴久厩舎、父ドゥラメンテ)が1馬身半差で快勝し、8月の新馬戦から2連勝でリステッドを制した。勝ち時計は1分45秒8(良)。

 スタートを決めると序盤は口を割るそぶりをみせたが、向こう正面で落ち着き3番手を追走。コーナーで外に行きかけるも、直線では内に進路を取り上がり3ハロン最速となる33秒4の末脚で突き抜けた。戸崎騎手は「能力は感じていました。いい形で成長していたけど、コーナーでもたれるところがあるし、そういうところが改善してくれれば」と、評価した。次走は未定。

 半姉は18日に左前肢の屈腱炎で引退となったマスクトディーヴァ。姉の無念を晴らすべく、弟が連勝街道を突き進む。

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