1月25日の小倉6R・3歳新馬(芝2000メートル=18頭立て)は横山武史騎手騎乗で単勝5番人気だったドーギッド(牝、栗東・矢作芳人厩舎、父オルフェーヴル)が直線で突き抜けた。なお、単勝1番人気だったブラックアダマス(牡、栗東・杉山晴紀厩舎、父キズナ)は直線で伸びず、11着に敗れた。勝ち時計は2分0秒9(良)。
道中は後方からの追走。3コーナーあたりから仕掛けつつ、徐々に位置を上げていくと、馬場の外めに持ち出した直線では鞍上の右ステッキが入るたびに加速し、最後は先に抜け出したファーングロットをとらえた。
横山武史騎手は「調教では物見をしたり、幼い面があるとは聞いていましたが、競馬では乗りやすかったです。体が大きくて、持て余しているような面もありますが、渋いながらも最後まで頑張ってくれました。体がしっかりして、俊敏に走れるようになれば楽しみです」と笑みを浮かべた。
横山武史騎手は今回、2020年の2月以来となる小倉への参戦で、勝利も約5年ぶり。レース後は20分近くかけて、ウィナーズサークルのファン一人一人に対し、丁寧にサインを行っていた。