1月25日の中山6R・3歳1勝クラス(ダート1800メートル=6頭立て)は、単勝1・4倍の圧倒的の支持を集めたクレーキング(牡、美浦・中舘英二厩舎、父ナダル)が8馬身差の楽勝を決めた。勝ち時計は1分52秒9(良)。
前半5ハロン63秒3のゆったりした流れの2番手を追走。4コーナー手前で楽々と先頭に立つと、直線でも一杯に追われることはなく8馬身突き放した。クリストフ・ルメールは「ダートスタートが良かったし、ずっと楽に走ってくれた。手前の替え方はまだ完璧じゃないけど、手応えは良かったです。上のクラスに行けますね」と評価。中舘調教師は「人気だったので勝ててホッとした。今後についてはオーナーと相談して決めますが、選択肢が広がりましたね」と笑顔を見せた。
UAEダービー(4月5日、メイダン競馬場、ダート1900メートル)に予備登録を済ませており、今後の動向が注目される。