◆第1回小倉牝馬ステークス・G3(1月25日、小倉競馬場・芝2000メートル、良)
2025年小倉競馬の開幕を告げる4歳以上の牝馬限定重賞に18頭が出走して行われた。単勝7番人気でハンデ53キロのフェアエールング(5歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ゴールドシップ)、単勝3番人気でハンデ55キロのシンティレーション(6歳、美浦・池上昌和厩舎、父ロードカナロア)が1着同着で、ともに重賞初勝利となった。勝ち時計は1分58秒4。
フェアエールングに騎乗の丹内祐次騎手は昨年7月のクイーンS(コガネノソラ)以来、7度目の重賞勝利。シンティレーションに騎乗の杉原誠人騎手は昨年2月の小倉大賞典(エピファニー)以来の重賞Vで、2022年から4年連続4度目の重賞勝利となった。
3着は5番人気のコガネノソラ(横山武史騎手)。3連単は2通りで6万1330円(3―7―14)、4万8330円(7―3―14)だった。
―(レース後のインタビューで)1着同着です。
丹内祐次騎手(フェアエールング=1着同着)「なかなか経験できないことなのでよかったです」
杉原誠人騎手(シンティレーション=1着同着)「なかなか経験できないことなので、素直にうれしいです」
―ゴールの瞬間は?
丹内騎手「(ゴール板では)正直、勝ったと思っていました」
杉原騎手「僕は完全に負けていると思っていました」
―どちらもパートナーの馬が重賞初勝利です。
丹内騎手「難しい馬でしたが、先生(和田正調教師)と考えながらやってきて、結果を出せてよかったです」
杉原騎手「騎乗依頼が非常にありがたかったし、結果で応えられてよかったです」
最後に2人で肩を組んで
「やったぜ~」