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2月23日の東京3R(ダート1400メートル)が、関東圏で行われる世代最後の新馬戦となる。
そこに出走予定のヴィーナスゼファー(牝3歳、美浦・斎藤誠厩舎、父ジャスティファイ)は、当初からこの舞台のデビューを思い描いて調整されてきた。2月5日から3週連続で水曜日に併せ馬を消化。今週は6ハロン83秒5―12秒1で3馬身先行したゴットランド(3歳未勝利)と併入した。斎藤誠調教師は「きっちり仕上がって、思ったところで使える。カリカリしているところがあるので、ゲートをすんなり出られれば。能力は上だと思うし、前向きな気性も新馬向きだと思う」と初戦から力が入る。
ジャスティファイ産駒の牝馬には、昨秋の米国G1・ブリーダーズCディスタフを取り消しになり、復帰戦となった2月11日のクイーン賞で無傷の8連勝を達成したオーサムリザルトがいる。