
【阪神11R・仁川ステークス】阪神の改修に伴い、ダートコースも路盤の更新が行われたが、砂厚やレイアウトは以前と変わらない。初日のメインは◎カズペトシーンの差し切りに期待する。2走前の武蔵野Sは重賞初挑戦で2着に好走した。前走のプロキオンSは逃げた勝ち馬が絶妙のペース配分で押し切ったが、自身もメンバー最速の上がりは使っている。6着でも悲観しなくていい。
調教はそこまで動く馬ではないが、19日の1週前追い切りでは栗東・坂路で51秒3―12秒2の好時計で動き、前走以上の仕上がりにある。右回りでも2勝を挙げていて、コース替わりも心配はない。何よりも今回は、リステッド競走で相手関係が楽になった。4角で前を射程圏内に入れることができれば差し届く。
相手はダートに転じたここ2走で〈2〉〈3〉着と安定しているジューンアヲニヨシ。勝ち切るにはもうワンパンチほしいが、56キロはプラス材料に。シゲルショウグンは気分良く逃げると強い競馬ができる。栗東・CWコースでビシビシ追えているように体調も良好だ。