10月20日の京都3R・2歳未勝利(芝2000メートル=8頭立て)は単勝1・4倍と圧倒的1番人気のブラヴァス(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎、父キングカメハメハ)がデビュー2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は2分2秒3。
ブラヴァスは2013、14年のヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナの初子。7月8日の中京・新馬戦では3着だったが、この日はプラス12キロと成長した姿で登場。レースでは2番手につけ、直線で堂々と抜け出した。
リードした岩田康誠騎手は「思ったより勝負どころでモタッとしたけど、抜け出す脚は速かったです。まだ緩くて上でもやれると思います。距離はもう少し長くても大丈夫です」と素質を評価していた。
勝利を見守った佐々木主浩オーナーは「1000メートル(通過)1分のペースについて行ったので見ていて焦ったけど、勝ってくれて良かったです。まだ子供で、これからの馬。成長を促しながら今後、どこを使うか考えていきたいです。大きなところを目指せたらと思っています」と先を見据えていた。