【宝塚記念・敗者の弁】モズベッロは8着 池添謙一騎手「展開が向かなかったです」

8着となったモズベッロと池添謙一騎手
8着となったモズベッロと池添謙一騎手

 ◆第62回宝塚記念・G1(6月27日、阪神・芝2200メートル、良)

 今年の上半期を締めくくる大一番は13頭立てで争われ、ファン投票1位で1番人気のクロノジェネシス(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父バゴ)が、クリストフ・ルメール騎手を背に、最後の直線で先行していたユニコーンライオン(坂井瑠星騎手)とレイパパレ(川田将雅騎手)を交わし、2馬身半差をつけて快勝した。昨年の宝塚記念、有馬記念に続くグランプリ3連覇を達成した。

 グランプリ3勝は史上5頭目で、牝馬では史上初。宝塚記念連覇はゴールドシップ(13、14年)以来、2頭目。クリストフ・ルメール騎手は宝塚記念初制覇となった。勝ち時計は2分10秒9。

 逃げた7番人気のユニコーンライオンが2着に粘り、2番手で進めた2番人気のレイパパレが3着だった。

 岩田望来騎手(ミスマンマミーア=6着)「馬のリズムを大事にしていきました。坂を上がってからもひと伸びしてくれましたし、重賞でもやれる馬だと思います」

 浜中俊騎手(カデナ=7着)「前半は進まなかったですけど、いつものこの馬の競馬で。強いメンバー相手に、よく追い上げてくれています」

 池添謙一騎手(モズベッロ=8着)「展開が遅くて、3コーナーから自分で動いていきました。動いているぶん、内にいる馬に有利に働いてしまいました。展開が向かなかったですね」

 和田竜二騎手(ワイプティアーズ=10着)「いいスタートを切って、やりたいレースはできました。勝ち馬の手応えがよすぎたし、距離も少し長いかな」

 幸英明騎手(メロディーレーン=11着)「もう少し、馬場は悪くなった方がよかったです。最後まで頑張って走ってくれました」

 酒井学騎手(アドマイヤアルバ=12着)「前の位置を取りたかったけど、進んでいかずにあの位置に。58キロもあるし、このメンバー。前走みたいな長丁場のハンデ戦なら」

 松若風馬騎手(シロニイ=13着)「道中は内を回りましたが、ペースが上がった時についていけなかった。もっと積極的に行ければ、よかったんですが」

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