◆第57回函館記念・G3(7月18日、函館・芝2000メートル、良)
サマー2000シリーズ第2戦は16頭立てで争われ、2番人気でハンデ56キロのトーセンスーリヤ(牡6歳、美浦・小野次郎厩舎、父ローエングリン)が横山和生騎手を背に直線で抜け出し、3馬身差で快勝して昨年の新潟大賞典に続く重賞2勝目となった。勝ち時計は、1分58秒7。
大接戦の2着争いは、14番人気で55キロのアイスバブル(水口優也騎手)が鼻差で2着、12番人気で57キロのバイオスパーク(池添謙一騎手)が3着だった。3連単は20万1770円だった。
1番人気に支持されたフェブラリーS覇者で、初芝だったカフェファラオ(クリストフ・ルメール騎手)は9着に敗れた。
泉谷騎手(ディアマンミノル=4着)「一番外を通ってるのできつくなりました。ロスが大きかった」
亀田騎手(サトノエルドール=5着)「バイオスパークと同じ脚いろだったけど、内と外の差もありました」
横山武騎手(ジェットモーション=6着)「やりたい競馬はできた。2着とはそんなに差がないし、頑張ってくれた」
丹内騎手(マイネルウィルトス=8着)「1回使ってからかもしれないですね」
藤岡佑騎手(ハナズレジェンド=10着)「しんがりでは届かないと思ってカフェファラオの後ろのいい位置をとれたが、好位組が動けない展開になった」
勝浦騎手(ドゥオーモ=11着)「最後は伸びてきていますけどね。状態は良かったのでもうちょっとやれると思った」
菱田騎手(タイセイトレイル=12着)「サトノエルドールを見ながらいつも通り運んだけど、ギアが上がって欲しいところで上がりきらなかった」
秋山稔騎手(マイネルファンロン=14着)「ハナを取り切れなかったのが痛かった。馬が元気すぎたのか、かかっていた」
坂井騎手(レッドジェニアル=15着)「2番手に必要以上に競られてオーバーぺースになった。残念です」
吉田隼騎手(アドマイヤジャスタ=16着)「いいポジションは取れて、ペースも合っていたけど3コーナーで手応えがなくなった」