【ジャパンC】ヴェラアズールをG1初Vに導く イン強襲のムーア騎手「前が開いてからは鋭く伸びてくれた」

ムーア騎手騎乗のヴェラアズールがゴール前で内から鋭く抜け出し、シャフリヤール(左)を交わしてG1初制覇(カメラ・高橋 由二)
ムーア騎手騎乗のヴェラアズールがゴール前で内から鋭く抜け出し、シャフリヤール(左)を交わしてG1初制覇(カメラ・高橋 由二)

◆第42回ジャパンC・G1(11月27日、東京・芝2400メートル、良)

 外国馬4頭を含む18頭立てで争われ、3番人気のヴェラアズール(牡5歳、栗東・渡辺薫彦厩舎、父エイシンフラッシュ)がライアン・ムーア騎手を背に、ゴール前で内から鋭く抜け出し、1番人気のシャフリヤール(Cデムーロ騎手)を3/4馬身交わして、G1初挑戦で、京都大賞典からの重賞連勝を飾った。勝ち時計は、2分23秒7。

 さらに首差の3着は4番人気のヴェルトライゼンデ(レーン騎手)、4着にデアリングタクト(マーカンド騎手)、5着は2番人気のダノンベルーガ(川田将雅騎手)だった。

 外国馬の最先着は14番人気で6着のフランス馬グランドグローリー(ギュイヨン騎手)だった。

ヴェラアズールとムーア騎手(左から3人目)ら関係者(カメラ・高橋 由二)
ヴェラアズールとムーア騎手(左から3人目)ら関係者(カメラ・高橋 由二)

 ムーア騎手(ヴェラアズール=1着)「サンキュー、サンクスベリーマッチ。この2年間、日本に来られなかった。また日本に来られたことをとてもうれしく思っております。(ヴェラアズールには)またがった時から感触がとてもいいと感じていました。(道中は)前がふさがっていましたが、開いてからは鋭く伸びてくれました。とても素質のある馬だと感じていましたし、レース前はほかの馬のこともよく調べました。強い馬だと思います。位置取りもいいところを取れて、とにかくふさがった時は心配しましたが、開いてからはうまく駆けてくることができました。最後、前が開いた時は勝ったなと実感しました。ジャパンCを勝ちましたから、これからも(期待できる)強い馬だと思います。またこの地に、日本に戻ってこれたことをうれしく思っています。関係者のサポートに感謝します」

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