デビュー3年目で、この秋にG1騎乗の条件となる通算31勝をクリアした原優介騎手=美浦・小桧山悟厩舎=が2歳G1の阪神ジュベナイルF(12月11日、阪神・芝1600メートル)でミシシッピテソーロ(牝2歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父ダノンバラード)とコンビを組んでG1に初めて騎乗することが1日、分かった。
ミシシッピテソーロは6月の東京の新馬戦(芝1600メートル)を7番人気で制し、続く8月に新潟で行われたダリア賞(芝1400メートル)を勝ち、2連勝。10月のアルテミスS・G3では9着に終わっている。
レースで同馬の騎乗経験はないが、デビュー前に調教で騎乗した経験がある原は「(調教で)またがらせてもらっていて、いい馬だなと思っていました。デビューから2連勝しましたが、走る馬だなと。G1での騎乗は初めてとなりますが、馬主さんと畠山先生にチャンスをもらったのでうれしいです。結果で恩返ししたいなと思っています。チャンスのある馬だと思っています。僕自身は大舞台で緊張するタイプではないので、しっかり結果を残したいです」と、初めてのG1参戦でいきなりの勝利を狙っている。