京都2歳S・G2の覇者グリューネグリーン(牡3歳、美浦・相沢郁厩舎、父ラブリーデイ)が、巻き返しを狙っている。
前走のホープフルS・G1は、1角で他馬に寄られて位置取りが悪くなった上にスローの流れで展開も向かずに11着に終わり、不本意な結果だった。その後は放牧に出され、ここに照準を定め調整してきた。相沢調教師は「前走は展開的にも厳しい形になってしまったが、中山コースは問題ないし、無理して行かなくても競馬はできる。相手は強いけど、うちの馬も重賞を勝っているし、格負けはしない」と気持ちを高める。
祖母にオークス馬ウメノファイバーがいる血統で、トレーナーは「これからもっと良くなる」と成長力にも期待していた。