3月11日の阪神9R・ゆきやなぎ賞(3歳1勝クラス、芝2400メートル、12頭立て)は、2番人気のサトノグランツ(牡、栗東・友道康夫厩舎、父サトノダイヤモンド)が直線で抜け出して、2勝目を挙げた。現3歳世代が初年度産駒の種牡馬サトノダイヤモンドからは、阪神JF2着のシンリョクカなどが出ているが、芝で2勝を挙げたのはサトノグランツが初めて。勝ち時計は2分25秒9(良馬場)。
スッと好位の外につけ、折り合いはついていた。3角から促しつつ鞍上が鼓舞し、直線で外から3着馬が来るとグンと伸びて2着馬を首差振り切った。
坂井瑠星騎手は「調教のイメージ通りでした。まだもたついて動ききれませんが、それでも勝って能力は高いですね。まだこれから良くなると思います」と期待を込めた。