3月11日の中京11R・中京スポーツ杯(4歳上3勝クラス、ダート1400メートル=16頭立て)は、3番人気のテイエムアトム(牡5歳、美浦・石栗龍彦厩舎、父ヘニーヒューズ)が直線で抜け出し、連勝でオープン入りした。勝ち時計は1分23秒3(良)。
五分のスタートを決め押して2番手につけると、その後は折り合いスムーズ。直線半ばで手応え良く抜け出すと、後続の追撃を退け、半馬身差をつける完勝だった。
幸英明騎手は「初めての騎乗で、気を抜くところがあると聞いていたので気をつけて乗りましたが、4角では勝ったかなという手応えでした」と笑顔で語った。続けて「抜け出してから一頭になりましたが、周りに馬がいたらもっと伸びたと思うし、上のクラスでもやれる」と高く評価していた。