◆第70回毎日杯・G3(3月25日、阪神競馬場・芝1800メートル)追い切り=22日・栗東トレセン
重賞初制覇を狙うフェイト(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)は坂路で最後までしっかりとした脚色を維持したまま、51秒4―12秒2の好時計でまとめた。
先週もCWコースで7ハロン93秒9―11秒9をマークするなど、立て直された効果を十分に感じさせる雰囲気。安藤助手は「時計の出やすい馬場とはいえ、1週前もすごい時計を出していますし、温かくなって、馬も良くなっているんじゃないですかね」と良化を感じ取る。セレクト1歳セールで1億6000万円の高値がつき、昨夏の新馬で5馬身差の圧勝を演じた素質馬の復活なるか、注目の一戦となる。