大阪杯で3着だったダノンザキッド(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎、父ジャスタウェイ)は香港のクイーンエリザベス2世C・G1(4月30日、シャティン競馬場・芝2000メートル)へ向かうことが4月5日、分かった。この舞台では昨年末の香港Cで2着に入っている。「前走でも手前を替えないところがあって…。勝ちたかったですね。(香港は)実績ある舞台ですから」と安田隆調教師は2歳時のホープフルS以来となるG1勝利を期待した。
また、僚馬で高松宮記念7着だったアグリ(牡4歳、父カラヴァッジオ)は同日のチェアマンズスプリントプライズ・G1(芝1200メートル)に挑む。鞍上はクリスチャン・デムーロ騎手=イタリア=。同馬は海外初遠征となる。「前走は(不良の)馬場に尽きますね。ただ、タフな馬場だった割には、それほどダメージはなかったです」と説明した。