【読売マイラーズC】シュネルマイスターが復活V ルメール騎手「彼の瞬発力を使うことができました」

シュネルマイスターが大外一気の差し脚で人気に応える(カメラ・高橋 由二)
シュネルマイスターが大外一気の差し脚で人気に応える(カメラ・高橋 由二)

◆第54回読売マイラーズC・G2(4月23日、京都競馬場・芝1600メートル)

 新装オープンした京都の開幕重賞で、1着馬に安田記念・G1(6月4日、東京競馬場・芝1600メートル)の優先出走権が与えられるG2は15頭によって争われ、単勝1番人気でクリストフ・ルメール騎手騎乗のシュネルマイスター(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キングマン)が直線で脚を伸ばし、鮮やかな差し切りで復活の勝利を挙げた。同馬はメンバー中唯一のG1ウィナーで、2021年の毎日王冠以来となる重賞3勝目。今回は栗東トレセンに前週から滞在するなど熱心に調整を続け、しっかりと結果を出した。管理する手塚調教師は皐月賞(ソールオリエンス)に続く、2週連続の重賞勝利となった。勝ち時計は1分31秒5。

 2着にはガイアフォース(西村淳也騎手)、3着にはソウルラッシュ(松山弘平騎手)が入った。

 クリストフ・ルメール騎手(シュネルマイスター=1着)「本当にうれしいです。(新装京都で)最初に重賞を勝てて、良かったです。今日は馬場がすごくきれいだったので、彼の瞬発力を使うことができました。G1ホースですから、状態がよければいいレースができるし、最後にすごくいい脚を使ってくれます。今日は本当のシュネルマイスターを見せてくれました」

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