◆第167回天皇賞(春)・G1(4月30日、京都競馬場・芝3200メートル)=4月24日、栗東トレセン
阪神大賞典2着のボルドグフーシュ(牡4歳、栗東・宮本博厩舎、父スクリーンヒーロー)は休み明けを叩き、さらに良好な出来だ。河村助手は「1回使ってピリッとしました。状態は上向きです」と手応えを示した。
心身ともに良化が見込める。「元々トモ(後肢)が甘いところがある」と同助手。休養期間が長いと気が抜けてしまう面もあるといい、「使っていった方が(後肢が)パンとしてくる。精神的に走るぞという気持ちになってくる」と変化の様子を明かした。
昨年の菊花賞、有馬記念でともに2着と、トップクラスの実力を備える。しかし、まだタイトルには手が届いていない。同助手は「3000メートル以上に適性がある。ここは期待しています」と重賞初Vへ意気込んだ。