【天皇賞・春】阪神大賞典3着ブレークアップは転厩2戦目でG1へ 吉岡調教師「確実に1回叩いて上昇」

ブレークアップ
ブレークアップ

◆第167回天皇賞(春)G1(4月30日、京都競馬場・芝3200メートル)=4月25日、栗東トレセン

 阪神大賞典3着のブレークアップ(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父ノヴェリスト)が、転厩2戦目でG1に挑む。この日は坂路でキャンター調整を行った。吉岡調教師は「今の方が環境にも慣れて、日々の調教のリズムを分かっている。確実に1回叩いて上昇しています」と言い切った。

 前走は転厩初戦で5番人気3着と健闘。残り約100メートルまでは2着ボルドグフーシュとは1馬身半ほどの差があったが、しぶとく脚を使って首差まで迫った。トレーナーは「競馬が上手で、ポジションを取ってもしっかり折り合う。それが最後の粘りにつながっている」と評価。3200メートル、京都はともに未経験だが、「(前走で)距離を延ばして良かった。コースを気にしないのが強み」と不安はない。

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