◆第167回天皇賞(春)G1(4月30日、京都・芝3200メートル)4月27日、美浦トレセン
27日の14時過ぎに出走17頭の枠順が発表され、昨年の菊花賞馬、アスクビクターモア(牡4歳、美浦・田村康仁厩舎、父ディープインパクト)は、3枠6番に決まった。2000年以降では、イングランディーレ(04年)、メイショウサムソン(07年)、フェノーメノ(13年)が6番枠から勝利を収めている。陣営にとっては願ってもない枠のようで、田村調教師は「内枠の偶数が欲しかったので、ものすごくいいと思います。最高です」と声を弾ませた。
26日の追い切りでは抜群の動きを披露し、前走・日経賞での9着大敗から巻き返す態勢は整っている。父ディープインパクトが単勝1・1倍で圧勝した春の盾で、2度目のG1タイトル奪取をもくろむ。