【オークス】リバティアイランドは坂路で集中した走り 陣営「輸送を無事にクリアしてほしい」

リバティアイランド
リバティアイランド

◆第84回オークス・G1(5月21日、東京・芝2400メートル)=5月19日、栗東トレセン

 阪神JF、桜花賞とG1を連勝中のリバティアイランド(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)は坂路で63秒9―15秒2で最終調整し、明日(5月20日)の東京への輸送に備えた。当初は気合を表に出していたが、走り出すと落ち着いた感じでまとまり、心身のバランスは取れていた。

 片山助手は「ここまでいい調整はできたと思います。あとは関東までの輸送を無事にクリアしてほしい。昨年は10月に輸送しましたが、暑くなってくる時期はまた負担が違いますからね」と指摘した。

 前半にゆったりと走れていた桜花賞からも、実戦で折り合いを欠く心配はなさそう。「距離に関しても、教えてきたことをきちんと理解してくれているので」と同助手。史上17頭目の春の牝馬2冠制覇に向けて、準備は整った。

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