【東京ジャンプS】ジューンベロシティが差し切りで重賞初制覇 西谷騎手「完璧なレースをしてくれた」

勝利したジューンベロシティ(手前、カメラ・荒牧 徹)
勝利したジューンベロシティ(手前、カメラ・荒牧 徹)

 6月24日の東京8R・東京ジャンプS・JG3(芝3110メートル、12頭立て)は、6番人気のジューンベロシティ(牡5歳、栗東・武英智厩舎、父ロードカナロア)が直線で外から差し切り、重賞初制覇を飾った。勝ち時計は3分26秒5(良)。

 スタートで出遅れたが、安定した飛越で徐々にポジションを上げ、中団でじっくりと脚を温存。4角で外から手応え良く進出すると、直線は力強い伸び脚で抜け出し、後続を寄せつけない横綱相撲の競馬だった。

 4戦連続のコンビで重賞初Vに導いた西谷誠騎手は「スタートで出遅れたけど、内からさばいていけたし、4角では前をつかまえられる位置につけ、完璧なレースをしてくれた。まだ5歳で伸びしろも十分あるし、この先に向けて賞金を加算できて良かった」とレースぶりをたたえた。

 管理する武英智調教師は「パドックもいい感じだったし、どっしりしてきた。今後は様子を見てからになるけど、まだ馬が若いし、楽しみです」と語った。

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