7月23日の福島6R・2歳新馬戦(芝1200メートル=11頭立て)は、6番人気のハッピーサプライズ(牡、美浦・佐藤吉勝厩舎、父レッドファルクス)が、直線でインを強襲してデビュー戦を白星で飾った。勝ち時計は1分11秒8(良)。
前半は思うように進んでいかず、後方に構える形から運んだ。3、4コーナーでロスなく内ラチ沿いに誘導すると、直線もそのままインを突き、最後は外から抜け出しかけていたメーオーテソーロを首差でとらえた。
大野拓弥騎手は「どちらかといったらパワー型で、馬場が乾いてきているのもあって、こなせると思って内を突いてみました。上手にこなしてくれて、きっちりと差し切ってくれました。距離は短めだと思います」と、会心の白星を振り返った。