◆第23回アイビスサマーダッシュ・G3(7月30日、新潟・直線芝1000メートル)=7月25日、栗東トレセン
全休日明けのシンシティ(牝6歳、栗東・木原一良厩舎、父サウスヴィグラス)は、追い切りに備えて軽く運動した。前走に引き続き手綱を執る田中健騎手は「いつも動きますが、1週前の追い切りもしまいまでしっかり。変わらず状態はいいです」とうなずいた。
前走の韋駄天Sでは、気持ちが切れたかのように失速して11着に敗れてしまったが、今回は対策を講じてブリンカーを着用して臨む予定。「(周りも)みんな速いですからね。集中して走れる、いいきっかけになれば」と鞍上も効果に期待した。
昨年の当レースでは惜しくも2着に惜敗。ここでも力は上位のものがある。「乗りやすくて言うことのない馬。枠順次第ですが、スタートが決まればチャンスはあると思います」。コンビを組んで4勝を挙げている主戦は力を込めた。