8月12日の新潟11R・稲妻S(3歳上3勝クラス、直線芝1000メートル=16頭立て)は、7番人気のマイヨアポア(牝5歳、美浦・和田正一郎厩舎、父リオンディーズ)が鮮やかな差し切り勝ちでオープン入りを果たした。勝ち時計は54秒7(良)。
スタートはそれほど速くなかったが、後方から外へ徐々に進路を切り替え、残り400メートルではほぼ外ラチ添いの進路を確保。直線で先に抜け出したディアナグランの内に進路が開くと鋭い伸び脚で並ぶ間もなくかわし去った。
津村騎手は「5月(駿風S)に乗った時に馬場が悪いなか3着まできたので、今回は自信を持って乗りました。外にうまく誘導できて、今日は完勝でした」とたたえた。
和田正一郎調教師は「後ろからは想定していましたが、最後はいい脚でした。千直の適性は高いと思います」と評価。この後はルミエールオータムダッシュ(10月29日、新潟直線芝1000メートル)へ向かう予定。