イクイノックスが世界NO1キープ オーギュストロダンが8位浮上…ワールドランキング中間発表

世界一の座を守ったイクイノックス
世界一の座を守ったイクイノックス

 国際競馬統括機関連盟(IFHA)が9月14日、「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表した。今回の発表は今年1月1日から9月10日までに実施された世界の主要レースが対象。宝塚記念を制したイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)が129ポンドで世界NO1の座をキープした。

 128ポンドの2位タイは、前回発表から引き続きフクム(牡6歳、英Oバローズ厩舎、父シーザスターズ)とモスターダフ(牡5歳、英J&T.ゴスデン厩舎、父フランケル)。フクムは、G1を6勝し昨年引退したバーイードの全兄にあたり、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでは、前走のサンクルー大賞・仏G1を勝利していた昨年の愛ダービー馬ウエストオーバーとの追い比べを頭差で制した。

 モスターダフは、イクイノックスが圧勝したドバイ・シーマクラシックでは4着に敗れているが、6月21日の英G1プリンスオブウェールズS、8月23日の英G1インターナショナルSを連勝中だ。

 ディープインパクト産駒のオーギュストロダン(牡3歳、愛Aオブライエン厩舎)は愛G1チャンピオンSを勝ち、タイトルホルダー(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎、父ドゥラメンテ)と並び124ポンドの8位タイに順位を上げた。

 ランク付けされたレーティング120(単位はポンド)以上で掲載された38頭のうち日本馬は7頭。イクイノックス、タイトルホルダー以外では、ドバイ・ワールドCを制したウシュバテソーロが122ポンドの13位タイ。そのほかは、ドウデュース、リバティアイランド、パンサラッサ、ソールオリエンスの4頭が120ポンドの28位タイでランクインしている。

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