【中山3R・2歳新馬】ハンデンカイザーがゴール前で抜け出す 木幡巧也騎手「集中してくればもっと走ってきそう」

デビュー戦を勝利で飾ったハンデンカイザー(左、カメラ・荒牧 徹)
デビュー戦を勝利で飾ったハンデンカイザー(左、カメラ・荒牧 徹)

 9月23日の中山3R・2歳新馬(ダート1800メートル、16頭立て)は、4番人気のハンデンカイザー(牡、美浦・牧光二厩舎、父ディスクリートキャット)が2番手からしぶとく抜け出し初陣を飾った。勝ちタイムは1分54秒6(不良)。

 好スタートを決めるとすんなりと2番手を確保し、道中はリズムよく追走。3、4コーナーでは逃げたスペイドアン(西村淳也騎手)に大きく突き放されたものの、最後の直線では力強く一完歩ずつ末脚を伸ばすと、ゴール前でライバルをとらえて1馬身1/4差をつけてゴールへ飛び込んだ。

 木幡巧也騎手は「調教の時からダート向きだと思っていました。気も悪くなかったので、1800メートルも合っていると思いました。3、4コーナーでもっと楽に追走できるかと思ったけど、レース後も息が上がっていなかったし、まだしっかり走っていない感じ。集中してくればもっと走ってきそう。今後が楽しみですね」と喜んだ。

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