【凱旋門賞】5戦無敗本命候補のエースインパクト「完璧」最終追い

Cデムーロを背に追い切ったエースインパクト(左)(土屋真光氏提供)
Cデムーロを背に追い切ったエースインパクト(左)(土屋真光氏提供)

◆第102回凱旋門賞・G1(10月1日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)

 海外競馬に詳しいフリーライター・土屋真光氏は、第102回凱旋門賞・G1(10月1日、パリロンシャン)で1番人気有力な5戦無敗の仏ダービー馬エースインパクト(牡3歳)の追い切りをチェック、自信あふれる陣営を直撃した。

 5戦無敗。凱旋門賞でも本命視されるエースインパクトが、現地時間25日朝、ドーヴィル競馬場の芝コースでCデムーロ騎手を背に最終追い切りを行った。僚馬を追いかける形で、直線に入って内から併せると、重心をグッと下げ、持ったままで3/4馬身前に出てフィニッシュ。ルジェ師も満足そうな表情だ。

 「前走と同じ調整過程で、先週の火曜日に一番重要な追い切りをクリアし、今朝もしっかりと体を使っていい状態を維持できているのを確認できて、完璧です」

 3年前に凱旋門賞を制したソットサスも同じ仏ダービー馬。3歳時の挑戦では3着だった。しかし、エースインパクトは明らかに違うと話す。

 「ソットサスは距離について3歳秋まで半信半疑で、ニエル賞を使って本番に向かいました。エースインパクトは走りも大きく、1月に調教の動きを見た時点から2400メートルの方が向くと確信があったので、ダービー後に秋の目標をすぐ決め、愛英のチャンピオンSは選択肢にも入れませんでした」

 前走はあえてドーヴィルの芝2000メートルのG2ギヨームドルナノ賞(8月15日)を使った。「G2ですが、ドーヴィルを拠点にする私にとっては賞金も含めてG1にも等しい価値のあるレースです。凱旋門賞を目標にすると、7月のパリ大賞では時期が早く、(8月後半以降の)英インターナショナルSやアークトライアル、愛チャンピオンSでは間隔が短い。血統的にも動きからも、距離不安はないので、距離の経験も必要ありません。前走を使ったことで、思い通りに調整できています」

 手綱を執るCデムーロ騎手も手応えを感じている。「今朝もいい動きで何の不安もありません。自信を持って乗れば、馬が僕を導いてくれますよ」。無敗の凱旋門賞馬誕生なるか、その走りに注目だ。(土屋 真光)

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