【東京4R・2歳新馬】関西馬タイセイリアルが4馬身差V 松岡正海騎手「ノーステッキで勝つぐらいだから能力はある」

デビューVを飾ったタイセイリアル(カメラ・荒牧 徹)
デビューVを飾ったタイセイリアル(カメラ・荒牧 徹)

 11月19日の東京4R・2歳新馬戦(ダート1600メートル=16頭立て)は、メンバー唯一の関西馬タイセイリアル(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父アロゲート)が、先行策から力強く抜け出して初陣を飾った。勝ちタイムは1分37秒8(稍重)。

 大外枠からスタートを決めると外めの3番手に構えたが、3コーナー手前では抑え切れない手応えで前をかわしてハナに立った。そのまま楽な手応えで最後の直線に向くと、さらにギアを上げてパワフルに加速。そのままメンバー最速の末脚を繰り出し最後まで後続を寄せ付けず2着のダノンストラーダ(菅原明良騎手)に4馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた。

 松岡正海騎手は「精神的な折り合いさえついてくれれば。ノーステッキで勝つぐらいだから能力はあります」とポテンシャルを感じつつ、レース後の検量室前では若さを見せるなどしたパートナーへの今後の課題も口にした。

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