11月19日の京都9R・秋明菊賞(2歳1勝クラス、芝1400メートル=8頭立て)は、1番人気のダノンマッキンリー(牡2歳、栗東・藤原英昭厩舎、父モーリス)が直線で豪快に差し切り、9月30日のデビュー戦に続く無傷2連勝を飾った。勝ちタイムは1分20秒7(良)。
スタートで1馬身ほど遅れたが、道中は後方3番手をじっくり追走。3コーナーの下りで外を追い上げていった。直線は川田将雅騎手のステッキに応えて豪快に伸び、残り150メートル付近で先頭。最後も勢いは衰えず、2着に2馬身半差をつけた。
藤原調教師は「新馬戦は勝ちたかったから前で運んだけど、今回はじっくり構えて、しまいでどう動けるかというイメージ。ゲートの中がうるさくて遅れたけど、結果的にちょうど良かった。今日の課題はクリアできた」とうなずいた。
今後に向けては「どう工夫すれば1600メートルをもたせられるか。能力があるのは分かっているから、また課題を考えながらやっていきたい」と話した。